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日本でもまもなく発表か? “素のマツダ「CX-80」”欧州で初公開! 直6エンジン&FRシャシーの「3列シートSUV」にガンガン使い倒せる仕様が登場

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日本でもまもなく発表か? “素のマツダ「CX-80」”欧州で初公開! 直6エンジン&FRシャシーの「3列シートSUV」にガンガン使い倒せる仕様が登場

新しい3列シートSUV「CX-80」のベーシック仕様もついに公開

 欧州マツダが現地時間の2024年4月18日に世界初公開した新しいクロスオーバーSUV「CX-80(シーエックス・エイティ)」。欧州では2024年5月に受注がスタートしますが、それを前にベーシック仕様の写真が明らかになりました。果たしてどんなモデルに仕上がっているのでしょうか?

【画像】「えっ!…」これがマツダ新型「CX-80」のベーシック仕様です(85枚)

 新型「CX-80」は、2023年10月に生産が終了した「CX-8」の実質的な後継モデルで、ヨーロッパ市場向けのマツダ車の新たなフラッグシップに位置づけられています。

 キャビンには3列シートを備えており、これまでマツダがヨーロッパで発売してきたモデルの中で、最も広い室内空間を確保しているといいます。

 そのボディサイズは、全長4995mm、全幅1890mm、全高1710mm、ホイールベース3120mm。キャビン内に“使える”サードシートを配置するために、兄弟車である「CX-60」に対してホイールベースを250mm延長。また、乗員の快適性を考慮して、全高も「CX-60」比で24mm高くなっています。

 なお、新型「CX-80」の全幅は「CX-60」と同じで、「CX-80」のフロントマスクなどは「CX-60」と同様のイメージとなっています。

 とはいえ、「CX-60」よりホイールベース(と全長)が延長された結果、新型「CX-80」のサイドビューはよりエレガントで洗練された印象です。拡大されたサイドのリアウインドウは「CX-60」よりも直線的な形状となっており、サードシートの存在をアピールします。

 そんな新型「CX-80」のインテリアは、評価の高い「CX-60」のそれに通じる上質な仕立て。そんなキャビンで注目すべきはセカンドシートで、7人乗り仕様は40対60の分割スライド式ベンチシートを、6人乗り仕様は左右が独立したキャプテンシートを採用しています。

 またサードシートは、左右が個別に折りたためる構造を採用。大きく開くリアドアにより、3列目席へのアクセス性も良好です。

 欧州向けのパワートレインは、3.3リッター直列6気筒ティーゼルターボエンジンを核とするMHEV(マイルドハイブリッド)“e-スカイアクティブD 3.3”と、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンに電動モーターを組み合わせたPHEV(プラグインハイブリッド)“e-スカイアクティブPHEV”が設定されています。いずれの心臓部でも、トルコンレスの8速ATと4WDが組み合わされます。

●価格は「CX-60」比で約70万円アップか?

 ラージプラットフォームを用いたマツダの“ラージ商品群”SUVにおいて、最新モデルとして登場する新型「CX-80」。

 発表当初は上級グレードの写真のみが公開されていましたが、受注スタートを前にベーシック仕様の画像も明らかになりました。

 今回、ベーシック仕様の写真を公開したのはオランダの現地法人。同法人のWEBサイトでは、現時点における新型「CX-80」のエントリーグレード「エクスクルーシブライン」の写真を見ることができます。

 オランダ市場向けの新型「CX-80」は、「エクスクルーシブライン」、「ホムラ」、「ホムラプラス」、「タクミ」、「タクミプラス」の5グレードが展開されていますが、写真などから推測する限り、「ホムラ」系は日本向け「CX-60」における「スポーツ」系、「タクミ」系は同「モダン」系の位置づけとなっています。

 今回の主役である「エクスクルーシブライン」は、フロント&リアバンパーの下端やフェンダーモールが黒い樹脂の素地仕上げとなっており、ホイールはシルバーに塗られた20インチのものを履いています。

 フロントグリルは「タクミ」系と同じく縦に桟が走ったデザインで、ナンバープレート下の開口部が「ホムラ」系や「タクミ」系のそれより幅が狭く、その分、縦に長いものとなっていることが分かります。

 また、フロントバンパーの両サイドに備わるダクトをモチーフとしたアクセントも、「エクスクルーシブライン」のそれは「ホムラ」系や「タクミ」系のものより控えめなデザイン。この辺りの構成は、日本向け「CX-60」の「エクスクルーシブモード」などに通じるものがあります。

 インテリアに目を向けると、「エクスクルーシブライン」は布シートを採用していることが分かります。そのデザインは日本向け「CX-60」の「Sパッケージ」に通じるもの。ただし、ブラックのレザーインテリア、ヒーターつき前後シート、前席のシートベンチレーションをパッケージオプションで選択することが可能です。

 なお、「エクスクルーシブライン」で選べるパワートレインは、241馬力を発生する“e-スカイアクティブPHEV”のみのようです。

* * *

 ちなみにオランダの現地法人は、ベーシック仕様の写真とともに、各グレードの価格も公開しています。

 それによると、ベーシック仕様である「エクスクルーシブライン」の価格は6万2390ユーロ(約1038万円)。オランダ向け「CX-60」の「エクスクルーシブ・ライン」は5万8190ユーロ(約968万円)ですから、日本円に換算すると約70万円アップとなっています。

 現在のところ、日本仕様に関する詳細は明らかにされていませんが、「CX-60」は世界初公開から約1か月後に日本仕様が発表されたことを踏まえると、新型「CX-80」の日本仕様についても近いうちになんらかのアナウンスがありそうです。

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みんなのコメント

28件
  • けったましーん
    4月のCX-60の販売台数は400台半ば。CX-5除くマツダ車すべて3桁クラブ。欧州でも日本でもCX-80が売れないことは確定。欧州車コンプレックスの薄いメッキが剥がれたメーカーだからこんなものか。
  • tst********
    こんなデカい(長い)クルマ、国内で走らせないで。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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